2004年2月  HUMMER ESSAY 2004年3月      

2004.3.30.    石飛 毅氏

先週末行った友野号の配線を忘れないうちに配線図にしています。
あんなゴチャゴチャした配線を幾ら綺麗にしても、配線の数が多いので、忘れないうちに書いておいた方が良いと思ったから書いておく事にしました。書いているうちに段々HUMMER全体の配線図に成りつつあります。もともと93年式のHUMMERはメーカーからキチンとした配線図が出ていません。ですから結局電気的な問題がある時は現物を追いかけて確認しながら作業しています。今のところ、502HUMMERもストリップ状態でコンバージョンするのにも必要ですし572HUMMERにも配線図が無いので、友野号の配線図をベースに502HUMMER、572HUMMERの配線図を作成しようと思います。配線図は解り易くユニット別に書いてスケールを合わせる事でいざと成ったら張り合わせると一枚の図面になる物にしています。93オーナの皆さんお楽しみに!
ランプ類の負荷が大きくて電流が沢山流れる配線を出来るだけ短くして、室内に入れる配線を細いのにする事が理想です。今回はそのためにリレーを外に置いて引き込みはキャプタイヤーケーブルを検討して色々探しました。車で使う場合は温度、耐水性、強度が必要です。色々探したところ良い配線がありました。被服がウレタン製で芯数が6本の物を見つけました。配線の色もカラーコードの1番〜6番まで(茶、赤、橙、黄、緑、青)のカラーコードになっています。配線の選りも細かいので引っ張り強度、耐屈曲性も十分です。6本の線を束ねて外側には網目状のシールド線も入っていますので耐シールド製にも長けています。このケーブルは元々海水用として作られて居ますので水分の吸水もありません。スペックシートによると電流が1A流せるので数mmAしか流さないリレーのコントロールには十分です。調達の納期も即納と、良いことずくめのケーブルですが、問題は購入単位が100mなので、量とコスト的には大問題でした。今後やらなければいけないHUMMERが目白押しですからそのうち使い切るでしょう。室内の配線も行き当たりバッタリでは無くて先ず回路図を書いてから作業する事で効率が上がると思います。
効率アップ用の工具を買いました。それはATのゴムホースの引き抜きと押し込みを行うための工具です。下にもぐってミッションの付近を見ても金属の配管と込むホースだらけで良く解らないので、先ずATFの流れを簡単に書きます。ミッションのドレンパンに溜まったATFは金属の最中のような形のフイルターを通ってミッションの油圧回路、トルクコンバーターをから出たATFはトランスファーの中にあるアルミ製のクーラーを通りますその後ラジエーターの上にあるATFクーラーに入ります。クーラーを通ったATFはまたミッションのドレンパンに戻ります。これらの流路は金属製の配管と途中の数箇所はゴムホースで繋がれて居ます。
ATFの温度は通常100℃ほどですが配管が詰まってしまった時にはバイパスされてミッションの近傍でATFは循環されます。そうなるとATFの温度と圧力が上がりますのでATFの劣化が進みます。ATFの圧力のモニタリングは圧力が状態によって変化するので、572HUMMERはATF温度計が付いてて温度が上がりすぎるとマニュアルで電動ファンにて冷却する様になっています。(現状ではファンが浮動さしていませんので修理が必要ですけど)ATFが劣化すると粘度が上がります。そうなるとフィルターを通りにくくなるのでATF本体の油圧が上がらなくなる事があるそうです。いずれにしても温度をモニターする事は水温を見るのと同じぐらいの重要な項目です。
話を工具に戻します。このATFの流路の金属部分の強度は十分なのですが、ゴムホースは定期的な交換が必要な事は今までに何度かレポートしています。しかし多少漏れててもゴムの配管が金属に固着してて、更にトランスファーのATFの出入り口は狭い上に引き抜くためのストロークが短いので、プロペラシャフトを外してマフラーの脇から手を入れて手を傷だらけにしながら交換しています。先日友野号の下に潜ったときもこの部分から漏れていました。アンダーガードもマフラーも外してある時にやっとけば良かったのですが、試運転をして下にもぐって色々確認した時に発見してしましました。手遅れです。
どうにが簡単に交換できない物かとスナップオンのディラーに相談したところ、燃料タンクのホースを交換する時にタンクを下ろさないで隙間からホースを交換する時に使う工具を紹介してくれました。(写真参照)来週これで交換してみます。当方のガレージは設備が色々揃っているのですが、何処にでもあるようなきちんとして鋏がありませんでした。実はあるんですけど、厚いガスケットを切ったり、薄物の金属板を切る事が出来ませんでした。今日購入した鋏はかなり丈夫らしいです。価格もギョッとする値段ですけど、床屋の鋏よりはぜんぜん安いです。

2004.3.29.    石飛 毅氏

前回のミーティングの帰りにエンジンを壊した友野号は今回のミーティングに無事復活出来る可能性は非常に高くなりました。
土曜日に久々ガレージから出してお日様の下に出してあげました。狭山の天候は非常に良くそのまま外で作業をしました。埼玉県条例ではアイドリングをしたままでの放置は違反ですが、修理中であるため勘弁してもらい10分ぐらい放置しておくとクーラントの水溜りがHUMMERの下に出来てたので下に潜ってみると、ウォーターポンプあたりから漏れて居る様でしたが入り組んでて直接見ることが出来ません。そこで隙間にデジカメをねじ込んで”パチリ!”リコーのデジカメは接写が出来るのでとても便利です。でも、デジカメの画面では小さいのでそのままでは確認できませんから画像をPCに取り込んでから確認しています。デジカメの新しい使い方「その1」です。
写真によるとゴムホースとポンプの間からの漏れでしたので大きな問題ではありませんでした。ホースバンドを増し締めしたところピッタっと止まりました。今回、10年使っているホースバンドは全て交換しました。当方が使用しているバンドはランドマップご推薦のバンドで、価格は高いのですが、バンドの端面がきりっぱなしでは無くてほんの少しRが付いています。締めこんでも綺麗な円形を保つのでキッチリ締まります。価格は300円から大きい物は500円以上しますので、ホームセンターで売っている物と比較すると質感がずいぶん違います。普通のバンドで幾ら締めても、漏れがとまらない時でもとまる事が有ります。本来はゴムホースも交換する事が必須ですが、今回は間に合わなかったので一部のホースは再利用しています。他にはオートメーターのオイルプレッシャーゲージが壊れていたので交換しました。
友野号の最大の問題点はエンジンよりもゴチャゴした配線です。先ず、車外はグリルに2ペア4個、ルーフには3ペア6個、両サイドに2個それもハイロー切り替え、ボンネットには電動のベンチレーター、更にヘッドライトが交互に点灯するおまけまで付いています。これらのライトは段々増えていったので、全く関連性無く野放図に配線されています。リレーはボンネット裏にあったり運転席の足元に無理やり押し込まれて居ます。運転席の足元は特にひどいので、以前配線をバンバンカットして取り外してしまいました。HUMMERの場合はセンタートンネルにハッチがあるので、配線を引き込む時は通常運転席か助手席のパネルから入れますが、メーターパネルの裏からセンターコンソールの使える配線道は案外狭くて大量の配線が通っている友野さんのHUMMERはメーターパネルの裏が満杯でダッシュパネルを外すときちんと元に戻す事は不可能です。
更にご本人のご希望も色々あって、スイッチの取り付ける場所も配線には面倒な場所ですから大変です。いままで電気配線をした方の苦労はヨークわかります。そんな仕事をやった方には一応関心はしますが、後の事を全く考えていない配線には閉口しました。先ず、配線材料が乏しいらしく被服の無い丸型端子の周りに絶縁テープを巻いているのですが熱に弱い一般用のビニールテープを使っているので解けてむき出しになっててショートの恐れがある部分が数箇所あったり、配線が長過ぎてイラックスチューブの中で折り返して有る部分があ有りました。
一応ライトは直接スイッチで負荷をON-OFFするような邪道は一部だけでした。友野サンは配線をした業者の方に「もうこれ以上やりたくない」と言ってたそうです。(ごもっとも)当方も同じで、このままの状態であれ付けろこれ付けろといわれても納得できる作業にはならないしスパゲッティーの様に入り組んだ配線を触るのは嫌なので古い物は撤去して、新たにやり直す事にしました。
先ず配線の構想を考えて配線用の材料を大量に購入しました。リレーは従来の物はリレーのコイルに電気を流すと「閉(ON)」になる接点と「開(OFF)」になる2個の接点を備えている物で大きさはサイコロキャラメルぐらいの大きさでした。このリレーは規格品なのですが、ソケットが市販されていないので、接続は全てギボシ端子に成る為、万が一外した時に解らなくなるので「誰にでも解る配線」には向きません。配線を含んだ大きさも使用占有面積はタバコ箱ぐらいになります。
ドライバーズスタンドに行ったところコイルに電気を通した時に「ON」に成るだけで30Aまで使えるリレーを見つけました。単価は1500円ほどですが、ライト一個に1個づつ使うと14個必要になりますので大きさは重要です。ところが在庫はそんなに沢山ありませんので後は注文して一応あるだけゲット。このほかに材料としては、丸型端子、ヒシチューブ、ボンネットやランプを単体で取る時に配線をカットしなくて済む様に4,3,2ピンのコネクターもしこたま買い込みました。ガレージに戻り「今年の年度目標の『整理整頓』を履行するために買ってきたパーツと今まで在庫しておいたパーツをプラケースに入れて整理して使いやすくしました。
HUMMERにはエンジンルームに+と-の端子があります。ここに全てのリレーからの配線を延々と配線するのは(以前はそうなってた)見栄えが悪いので、リレーをまとめて置く事にして、その場所にエンジンルームの端子台から一本太い線を引いて集中配線をする事にしました。太い配線用の端子台は簡単に入手出来ませんが、エンジンルームにあるものと同じ端子台が容量的にも信頼性も高いので事故車から外して、太い配線は業者さんが大きなヒューズと太い配線をもともと使っていたのでそれを引用しました。
次の問題はリレーの数です。容量的には30Aなので最大360Wまで使えますけどギリギリで使うのは気が引けるので、通常ライト類は左右対称で同時点灯が常識なので、1ペアに1個としました。これであれば100W球を使ってても16A。HIDのは明るいけど35W/個なので6Aに満たないので安心です。従って使用するライト用のリレーは9個となります。これを運転席側のタイヤハウスにアルミの板でリレー置き場を作りました。置き場は2段になってて、一段目に端子台と、ヒューズ、グリルガード用のリレー2個、これらのライトはスモール点灯時にのみ点灯できるようにスイッチの電源用のリレーが一個取り付け、2段目には屋根とサイドのライト用のリレー7個を付けます。(但し、リレーが未だ未入手なので写真では3個しか付いていません。)今後水対策をします。スイッチ用の配線は数10mAしか電流が流れないので、多芯ケーブルを探して集中配線をします。配線の引き込みはミッションの配線と同じく床からにしようと思います。写真はリレー置き場の進行状況を順番に撮影しています。電動ファンやらランプを追加している場合はこの方法は使えると思います。本当は端子台にはカバーがあ有るのですが、事故車は破損していましたので使えませんでした。(友野さん手配願います。)
室内の配線は未着手です。室内も外に負けない配線の束ですから室内も車外同様に、電源、アース、アクセサリー、の引き出しポイントを作って、全ての機器の電源系の配線をここから丸型端子で取る様にします。丸型端子の方が抜ける事が無いので信頼性は高くなります。それと今まで、丸型にしても平型にしても何処でも買えるビニール被服のギボシ端子を使って居ましたが、ビニールの耐久性が悪いらしくくて経事変化が大きく、特に熱に依る劣化は激しく信頼性がありませんでした。そこで配線に詳しい是枝君が探してくれた大手メーカーの防水型のギボシ端子を使う事にしました。写真の少し赤みのかかった端子がそれです。HUMMERのオリジナルのはこれの平型が使われていますので、恐らく耐久性はグーンと上がると思います。オーディオ関係は即断と言うわけではないのですが非常に小さいアンペアー数のヒューズを使っています。このヒューズボックスは配線の途中にプラスチックの2割りのケースに入っている事が多いので切れたときに探すのが大変です。これも多連のヒュースボックスを設置した方がいいでしょう。友野さんのHUMMERで色々チャレンジしてみます。


 

先日作業中に降ろしたての作業着を破ってしましました。
そして昨日も破ってしまいました。それも同じところです。同じ事を繰る返すのは間抜けなのですが、最初の時は何処に引っ掛けたかは解らなかったというより、新しい作業着が破れてしまったショックの方が大きくて原因を追究していなかっただけです。HUMMERを整備する時にエンジンルームの中を見るときにはタイヤの上に乗って作業をします。特に友野さんのHUMMERの場合は乗らないと作業は不可能です。作業中に欲しい工具があると降りて工具を取り出し、またタイヤの上に登って・・・と一日に何度もタイヤに登ったり降りたりしています。登る時はボンネットに頭をぶつけるし降りる時は飛び降ります。今回の事件は2回とも助手席側のタイヤから降りる時に遭遇していました。今回は丁度股間だったために敏感なので直ぐ気がつき、被害は大きくなりませんでした。前置きはこれぐらいにして、原因はエアークリーナのカバーをとめている部分が尖がっている上に少し隙間があるのでそこに作業着が挟まって抜けなくなります。飛び降りるときに引っかかると、ビリーーーーっと裂けます。今回は再発防止のためにハンマーでたたいて置きました。

2004.3.22.    石飛 毅氏

友野号をミーティングに間に合わせるために、金曜日から作業を開始して、こつこつ作業をしていましたが大きな壁が発生しました。
冷却水がラジエーター下端からロアーホース(ゴム)→スチールパイプ→リア・ロアーホース(ゴム)→ウォーターポンプへとつながって居ます。この中でリア・ロアーホースがどう見てもウォーターポンプの径より小さいのですが、今まで入っていたのだからどうにかなるはずと思いグイグイしても中々入りません。潤滑剤を塗ったり、レバーを差し込んだり1時間ぐらい格闘しましたが全く歯が立ちませんでした。これでやる気をなくしてランドマップに行ってうさ晴らしをしてから帰宅しました。翌日はお彼岸なので午前中に実家に帰ってお決まりの「墓参り」に行き、遅くても夕方にはガレージに行くつもりでしたが、お彼岸とあいにくの天気が重なり久々に大渋滞に巻き込まれて結局夕方にはガレージに戻れませんでした。
そろそろ帰ろうと思った時に、友野さんから連絡。実家は松戸なので友野さんが住んでいる柏とは近いので、もしかすると友野さんは日曜日にガレージに来る予定だったのですが予定が変わり、到着しているバイパーのマフラーを帰りに取りに行かなければ成らなくなったのかと直感が働きました。友野曰く「日曜日はいけなくなったから・・・」予感的中!「今日マフラー持ってきたんだけど、誰も居ないよ」と言う連絡でした。どうも前倒しでガレージに来たみたいでした。松戸からガレージまでは直行しても1時間以上かるのに、一旦自宅に帰って家族を降ろして帰ると成ると1時間30分掛かるので、とりあえずランドマップで待機してもらいました。
ガレージでエンジンが納まった友野号を見て友野さんも大喜びでした。早速ゴムホースの件に触れて2人で相談したところ、もしかしてGAS用とDIESEL用では違うのではないかと思いつき部品表を見ると予想どうり部品が違っていました。部品待ちをしていたら間に合わないのでそのまま古い部品を使用して作業を進めました。日曜日にラジエーターを積むので、それまでにやれる事はやろうと言う事になり、新しくしたプーリーに塗装をしました。ここのところ暖かい日が続いていたのですが、この日の冷え込みは激しく、缶スプレーの乗りが悪いので保温器にスプレーを入れてみました。こうすると塗装の乾きも早くて、サンドブラスト→ミッチャクロン→白3回→赤3回→クリアー2回の9回の塗装がが1時程で終わります。これって邪道かどうかは解りませんけど、どうせエンジンルームに収まってしまうと少ししか見えないので良しとしました。このほか色々白い息を吐きながら作業をして友野サンが帰ったのは夜中の3時でした。
翌朝おきると、工藤さんと、九州からガレージ見学に来た方が待っていました。工藤さんはスラントバックに乗ってきて、LEDマーカーと助手席の足元を広げるキットを取り付けに来ました。九州から来た方は今HUMMERを購入するために色々探しているようです。ラジエーターを乗せ、クーラント、パワステオイルを入れて、エンジンオイルを入れようと思ったら在庫が・・・最近コストコで15W-40が売っていないので在庫が無くなってしまっているのを忘れていました。ガレージ中を探し回りかき集めてどうにかレベル計に届きました。一回安く手に入れると高い値段で買うのが馬鹿らしくて、オークションを探ったところ新日本石油のオイルがドラム缶で買うと激安なので発見しました。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e35945946
ところがCF-4ではなくてCF/DH-1なんです。国産のトラックでCF-4を使うと不具合がでて、国内のDIESEL車には向かないと言う事から国内規格としてDH-1と言う規格が制定されました。欧米では低サルファーの軽油が今まで販売されていたので、エンジン内のブローバイガスの硫黄分が悪さをしていたみたいです。最近では低硫黄軽油ですからやはりメーカー推奨のCF-4が良いので、更に探すと
http://www.rakuten.co.jp/onlinestore/446247/449001/467711/#421531
を発見!CF-4です!これであれば送料を入れても250円/L以下になります。でもドラム缶で買うと中からオイルを吸い出す器具を持っていないので使えません。しばらくはオイル交換をされる方は自分で持ってきてください。ジョウフルホンダも安いと聞いていますので今度見学に行ってきます。
話を友野号に戻します。以前友野号エンジンは始動性が悪かったのでプライマリーポンプが動いていない様子でした。プライマリーポンプは動いていても段々吐出量が段々落ちます。ターボDIESELの場合はキーをONにするとポンプが動きますが、NAの場合はキーをONにしても動きません、スターターを回してから電源が入ります。エンジンが掛かると電源は入りっぱなしになります。従って今回は専用ケーブルを作って、エンジンを掛ける前にポンプをしばらく作動させてからスターターを回しました。一発とは行きませんでしたが2発でしっかりエンジンは掛かりました。ボンネット、グリルガード、アンダーガード、ステアリングダンパーの取り付け、沢山のライトの配線を行い、走る準備は完了しました。ここで走り出してもいいのですがこれだけの作業ですと忘れている事もあるので、来週一週間レビューをしてから来週末試走する事にしました。


 

2004.3.17.    石飛 毅氏

キーホルダーのオークションは無事終了しました。
1/100は物凄い競争になってしまい、最終的には19500円でした。そのほかも1000円から2600円まで良い値段が付きました。これでボアスコープ購入へ一歩づつ近づきます。キーホルダーは現在工藤さんが大急ぎで作成していますのでミーティングには間に合うと思います。オークションの話ですが、現在出ている段階の上の写真を載せているHUMMERの出品は物凄い反応だそうです。アクセスは2500を超えて、ウオッチは200近いみたいです。最低落札価格が無いので、終了間際のバトルがあるのでしょうか?現在質問が3問来ているようですが、直接話がしたいというオファーも数件来ているので、入札が無い場合は取り下げてしまう事もありますので、兎に角欲しい人は入札をしないと消える可能性があります。早期終了されると困るのであれば自分を常に最高価格にしておかないと、見逃している間に早期終了されちゃいますので注意しましょう。この他にも93年の4HT(白)、95年4HTガソリン(白)97年以降(特定していません)WAGON(黄)の計4台が出品されています。

 2004.3.13.    石飛 毅氏

土曜日のお昼と日曜日は豊島園のイベントに行ってきました。
天気もよくて日曜日の一般公開はなかなかの人手でした。松原さんのブースはインターセプターとデロリアンが置かれていてなかなかの評判でした。CCVのブースも石川編集長を中心として車種別の大御所に毎回お会いできるので楽しいです。でも当方の一番の楽しみは、業者の出展している即売所が好きです。今回もやたら錆落しや磨きが多いので、何時の間にか無くなってしまう(新しいほうが効率がいいので、博たちはドンドン在庫のバフを使ってくれます。心当たりのある方はぜひ差し入れてください。買ってみると解るのですがあの手のブラシや鑢は高いです。)消耗品と自作ガスケット用紙を購入しました。


オークションのほうもキーホルダーが全て入札が入りました。皆さんのご協力に対して御礼申し上げます。中には知らないIDの方も入札してくださっていますが、公開のオークションです。御自由に入札願います。オークションに、以前メンバーだった方のHUMMERが出品されています。現在のオーナーは10台以上変わった輸入車を所有して居るので乗り切れないので一番乗らないHUMMERを手放す事にしたようです。前のオーナーからも、現在のオーナーからも良く部品を頼まれていますので、乗りっぱなしと言う事ではないと思われます。現在はACのコンプレッサーから多少のガス漏れがあるそうで見積もりを取っている最中でしたが、売却する事なのでそのままにしています。最低落札無しのスタート価格450万円は他の出品のHUMMERと比較しても格安ですね。良い人の手に渡ると良いですね。
友野号は豊島園の隙間を狙って土曜日にアルバイト2人組と笠原さん、そして当方の4人でエンジンルームに押し込みました。日曜日に当方が豊島園に行っている間に配管、配線、スターターの取り付けなどを行ってもらい、当方が帰ってきてから点検とオルターネータ、コンプレッサーの取り付けを行いました。以前ラジエーターからウォーターポンプまでの間でクーラント漏れがあったので、点検したところアンダーパイプに腐食が多くて、また付けても駄目でしょうから、交換しました。友野さんはそのままですと不満でしょうから塗装をしておきました。以前は赤でしたが今回はインテークマニホールドと同じブルーです。一つヒロシがチョンボしました。一生懸命磨いていたクロスパイプは93年式用でした。いざ取り付けようとしたら。どうやっても取り付かないのでよーく見たら93用でした。95年のクロスパイプを探し出し、そのまま付けようと思いましたが、ヒロシが意地で更にピカピカにしていました。来週には無事エンジンに火を入れることが出来てミーティングには間に合う予定です。


 

2004.3.13.    石飛 毅氏

キーホルダー申し込みは順調で、完売できそうです。
本日、午後会社を休んで豊島園に搬入に行ってきました。本当は土曜日に搬入する予定でしたが、友野さんのところに到着した荷物をガレージに持ってきてくれると言うので、折角ガレージに来るのであれば、綺麗になったエンジンを拝ませてあげるのと、自分でも磨きたいと思われたので作業時間を長く取るために、豊島園の搬入を今日にしました。豊島園からそのままガレージに直行して当方が到着後、直ぐに友野さんも到着しました。エアコンのコンプレッサーサポート、オルターネータサポート、インテークマニホールドはそのまま取り付けようと思っていましたが、友野さんはどうせならと言う事でご自分で塗装されていました。車体に乗せると殆ど見えなくなるので、エンジンが降りているときに見せる事が出来て苦労を解ってもらえてよかったです。途中、工藤さんが見えてスラントバック購入のお知らせを受けました。来週引き取りにいくそうです。となると94年式のHUMMERを売るのかと思ったところ、あせって売らないでしばらく2台体制で行くそうです。確かに2年前に買ってから、色々不都合箇所を修理していますので愛着があるみたいです。その後、工藤さんと入れ替えに佐藤先生がお見えになり、ためになるお話を沢山お聞きしました。いつもより遅くまで居たのは奥さんが実家に帰省中なので、今日は自由なんだそうです。何時も自由なのでは?と思ったのは当方だけでしょうか?

2004.3.11.    石飛 毅氏

キーホルダーをyahooオークションに出品しました。
出品した途端に入札が入って居ます。もちろんお馴染みのIDもお見受けできます。誰かが入札しているからと言って遠慮しないで、ドンドン入札して下さい。その方が面白いですからご遠慮なく浅慮していると知らない人に落札されちゃいます。(それはそれで良いと思っています)
以前から時々書いていますけど、我々としては耳の痛い燃料電池車について、また少し情報を得る事が出来たので照会します。このまま何時かは化石燃料をそのまま燃やす車ばかりではなく、皆さんも趣味以外の仕事とかで何れ使用しないといけない時代が来るはずです。パソコンが嫌い(出来ないから)だからと言って、頭の固い経営者がパソコンに向かって仕事をしている事を怒っていた時代が少し前にありましたが、企業はこの大きな時代の流れから取り残されてしまいます。それと同じで、我々も嫌な物に蓋をするのではなくて、知識としてきちんと理解しておき、本当にそれで良いのかと言う事を知っておく必要があると思います。内容は色々難しい言葉が出てきますが、当方も資料を見ながら書いていますので、特別当方が頭が良い訳ではありませんのでご心配なく。
燃料電池はとにかく色々な製造業界が参入してて、お祭り騒ぎになっています。これらは業界の専門誌を読むとそれぞれの立場に良い話しが沢山書かれています。燃料電池は水素と酸素を入れて水の電気分解と逆な事をして発電する物です。その方法は今までよく知られている方法は2通りあって、水素を含んだメタノール等の液体を燃料として改質器にいれて水素を取り出して燃料電池に水素を加えた燃料はすべて無くなると言う方式と、水素を予めボンベに入れておいて、それを直接燃料電池に入れる方法があります。
違いは燃料の扱いやすさが異なります。水素は圧縮するのが大変で簡単に液化する事は出来ません。例えば500Kmの距離を燃料電池車で走らせると5kgの水素が必要です。案外少なく感じますけど気体の5キロと言うのは常温常圧では56000Lもあります。100Lのボンベに150気圧で入れても4本弱(56000L÷100L÷150気圧=3.8)のボンベが必要になります。またその注入にはとても時間が掛かるし引火した場合はとんでもない事になりそうです。
これがメタンとなると25パーセントぐらい水素を含んでいるので20Lぐらいで良いらしいです。ところが科学的に安定している物質は簡単に水素を取り出す事が出来ません。(安定していると言うのは放置しててもそのままで居ると言う事と考えて下さい)高性能の触媒を600〜1000℃に暖めて水素を取り出すために、乗るぞ!と思ってから動くまで時間が必要です。どちらも一長一短があります。そこで、水素をもう少し小さい状態にしておく方法として液体水素(5Kgならだいたい5L)とか更に高圧のボンベとか水素吸着合金、カーボンナノチューブと言ったキャリアー(容器だと思って下さい)が考えられて実験されています。(とても高価です)その中でも水素をそのまま液体にするのではなくて、既存の安定した液体に水素を貯蔵する方法が最近注目されているそうです。特に移動体である燃料電池車には色々好都合な長所が満載です。この方法は有機ハイドライド(ケミカルハイドライド)と言い現在ベンゼンの水素化合物であるシクロヘキサンやナフタレンの水素化合物であるデカンと言った、安価な石油精製時の製品をキャリアーに出来ます。これらは常温常圧で液体であって、蒸発しちゃう程度は軽油や灯油と同じです。従って、輸送も、スタンドもそのまま使えます。価格も60〜130円/kgで安価。水素含有率も無機ハイドロイドと比較して倍近い7wt%以上有ります。先ほどの500km走行であれば大体70Lの燃料で済みます。
解りやすく言うとスタンドで有機ハイドロイドを70L入れ水素切れになるまで走って、スタンドで65Lぐらいの元のベンゼンとかになった物を抜いて、また新たに有機ハイドロイドを入れると言う事です。元のベンゼンとかは回収されて、またキャリアーとして再利用されると言う事になります。そう考えるとタンクはキャンピングカーで飲み水タンクと汚水タンクがあるのと同じになるようです。ベンゼンやナフタレンに水素を注入する方法は案外簡単で、50〜150度の貴金属触媒の通す事で可能です。取り出しは同じく200〜300度の触媒に通すと数秒で水素を取り出す事が出来ます。触媒にこれらの燃料を噴霧して発生量のコントロールも容易であると言えます。まあ数秒と言う事はアクセルレスポンスが悪いですが、キャパシター(コンデンサー)を入れる事で簡単にこの辺は解決できそうです。
これらは実験レベルではもう可能な事は解っている事で、更に簡単に水素を注入できると言う事ならば運用時間外に充電をしてしまうと言う事も考えられています。この有機ハイドライド方式が実用化されると、燃料電池化は速そうな感じがします。後は一台当たりに使う貴金属の価格が2000万円と言う燃料電池その物のコストが問題です。此れも再利用出来てデポジットを払って廃車にする時はお金を返してもらうと言う方法も考えられますけど、最初に触れた今使っているパソコンの性能と同じ物が30年前にはサラリーマンには一生買えない値段でしたから、燃料電池車に速く飛び付くとPC98を100万円近く出して買ってた方々と同じ損をしそうです。

2004.3.11.    石飛 毅氏

次回のミーティングのノベルティ(キーフォルダー)ですが中々の反響です。
価格は皮製なので高いとお思いでしょうが、予価は600円程度です。はっきり決まらないのは、実は今回100個作成してそれらに通し番号でシリアル番号を入れるからです。1/100〜100/100迄シリアル番号を入れます。単なるキーホルダーですけど、このシリアル番号を付けるとそれぞれ個性が出て面白いと思うからです。当クラブはメンバーは全て同じ立場ですから、会員番号も3桁の好きな番号にしています。会員番号の001は大井先生ですが、これは単なる語呂合わせで、「001」が「おおい」と読めるからです。今回のシリアルも早い物順にでもしようと思ったのですが、友野さんの話ではカスタムナイフでも何でもシリアルの一桁目はプレミアが付くと言うので、こちらで勝手に番号による価格差を付けようと思いましたけど、これでもその価格で早い物順になりますので、一桁の物はヤフーのオークションに出品する事にしました。
万が一メンバー以外の方が入札する事も考えられますけど、恐らく我々の自己満足のクラブのノベルティに大枚を払う人も居ないでしょう。万が一メンバー以外でももちろん販売してしまいます。直材費以外の利潤は先ず売れ残りに充当して、赤字の出ないようにします。そしてもし余った時はガレージの設備費にします。とりあえず12日から出品しますので皆さんオークションに入札してください。出品者は当方なので残念ながら当方は入札できません。一応スタート価格は1000円とさせていただきます。オークションの再出品は2回としますので早めに入札してください。それ以外の番号で注文されている方は再度10番以降の数字は早い者勝ちですから、ご面倒でも再度申し込みなおして頂くか、此方にお任せと言う連絡をください。もちろん裏面にはネーム等を入れることは4月1日までに連絡を下されば可能です。当方は自分のHUMMERの年式とVIN No.でも入れようかと思っています。

2004.3.10.    松原義明氏

2004春のハマーミーティング宿泊のお知らせ。
4/10(土)現地宿泊を希望される方に、貸し別荘を予約しております。
ご希望の方は、宿泊幹事・松原に3/31までメールにてご一報下さい。
                   york@zf6.so-net.ne.jp

2004.3.8.    石飛 毅氏

ココの所平日は忙しくて、書き込みが少なくて申し訳ございませんでした。
もう半年ぐらい前に注文したATのOHキットがやっと入荷しました。修理待ちのHUMMERがあるのですが、既にミッションそのものはミッション屋さんに送ってあって、バラバラにして部品待ち状態でしたのでやっと作業が出来る筈です。今までこんなに手配に時間が掛かった事がないのですが、1月ほど前に頼んでもいないトランスファーのOHキットが届いたところから察すると、恐らくあまり需要の無いトランスファーと間違えていたと言う予想が立ちます。

502HUMMERのハブリダクションのCTIS用のオイルシールが欠品しているのと、タイヤのベアリングを締め上げるロックナットを締める特殊工具が未入手なので作業が停滞モードです。
フレームの仕上げ用のサンドベージュ塗料も手に入れてますが、屋内で塗装できないので土日の二連奏で天気が良くて風の無い日を待っています。先週は日曜日の天気予報が雨でしたし、今週は風が強いという予報だったので、先週と今週は友野号のエンジン交換作業を行いました。松原さんから譲ってもらったと交換するのですが、ベルトをサーペンタイトに変更する作業をもう一度やり直します。松原さんのエンジンは特に悪いところは無いのですが、オイル漏れと、以前修理した業者が純正以外のボルトを使っていたたり、オイル漏れと汚れが激しくそれを見た友野さんから、「綺麗にしてから積替えて」という一言でこれも意地になってメチャクチャ綺麗にして、もう二度と当方に悪くて壊さないようにするようにしました。
エンジンをおろすのは手馴れた物ですから良いのですが、もう10年経っているのでねじの固着は予想以上でした。走行距離は短いのですが、ゴム部品はやはり劣化していますのでホースを外すだけでも面倒です。松原さんのエンジンを先ず水洗いし不要部分を取り外して、パーツクリーナをドバドバ使ってスチームで落ちない汚れと、3Mのデスクを駆使して頑固な錆をを落としてから耐熱塗料でエンジン全体を塗装・・・しようと思ったら耐熱塗料の在庫が・・・無い。どうせ外すのでカムカバーも塗装してカッコ良くしたいので、耐熱の他に派手色の塗料と、エグゾーストマニホールド用の耐熱銀の塗料も竹ちゃんに頼んで買ってきてもらいました。竹ちゃんのお使いは危険です。1万円渡したのですがおつりが少ない・・・お昼ごはんもついでに買ってきてくれたみたいです。心機一転カムカバー、マニホールドをサンドブラスターで下地を整えて竹ちゃんが塗装、ヒロシがアルミ部品磨き、オイラが組み付け、もくもくと作業して出来たエンジンを見て、たまたまお見えになった佐藤先生がドラッグレーサーのエンジンみたいだ!と感激してくれました。噴射ポンプ、噴射ノズルも以前交換した物を組み付けてパイプもバフがけしました。

友野号エンジン物語のつづきです。友野号のエンジンが壊れた事の原因の究明をしました。と言っても降ろしたエンジンのカムカバーを外しただけですけど、一応少し楽しみながら探求しました。症状は、エアクリーナーからパコパコ音がしていたので、吸入バルブのトラブルである事は予想がたったので、先ず、エンジンをバールで回しながら各気筒の吸入口に手を当てて空気が吸い込まれ、その後空気が押し出される気筒を見つけ出し、この気筒のカムカバー(OHVなので本当はバルブカバー)を開けると、トラブル箇所はばっちり大当たりでした。原因は5番のロッカーアームが破損してプッシュロッドが本来有るべき場所から外れていました。プッシュロッドには損傷が無いので、ヘッドを一回外してみるかロッカーアームを交換して圧縮に問題が無ければまだ使えます。念のため、ヘッドを外してバルブの摺りあわせをすれば完璧ですからこのエンジンはコアとして大切に保管しておきます。

今日はこれで3本目の書き込みです。珍しく与那覇さんが遊びに来ました。
相変わらず綺麗なHUMMERです。それもそのはず、2年前に関根さんから譲り受けて3000km程しか乗っていないのです。それで遊びに来た理由はHUMMERをあまりにも乗らないので、手放そうかと思っているそうです。かなりの上物なので、勿体無いのですが一応HPに載せるために色々点検しました。先ず、驚いた事に走行はまだ1800マイル程。下にもぐるとこれまたびっくりオイル類の漏れが全く無く乾いています。こんなHUMMERは自分のも含めて見た事がありません。新車でも漏っているのに中身が入っていないんじゃないかと思うほどです。売値を決めたところ破格でした。そういえば工藤さんが、スラントバックが気に入っていると言うのを思い出して電話すると、巨体の割りに素早く工藤さんが来て乗り換えの話が進み、試乗をして帰ってきたら若干の条件がそろえば乗り換えをしても良いと言う事になりました。
工藤さんのHUMMERも中古で手に入れてから、色々お金を掛けてやっと絶好調になったばかりなんですが、スラントバックの誘惑に魅了されたようです。このまま話が進めばトコロテン式に工藤さんのHUMMERがそのうち売りに出されますし、話が流れた時は、与那覇さんのHUMMERが売りに出ます。どちらが出てくるかお楽しみに!写真は与那覇さんのHUMMERです。

大事な事を書き忘れていたので、今日はこれで4本目の書き込みですね。
工藤さんが次回のミーティングのノベルティーを作っています。サンプルは写真の物ですけど、予め希望をすると裏面に自分の名前とかをレーザー加工で入れることが出来ます。配布価格は未定ですが、幾らでも買うと言う方は、予め当方に連絡ください。文字は何でも良いみたいです。当日これない方は通信販売しますのでその旨連絡ください。当方は10個かいます。
これで今日の書き込みはな何件目かわからなくなりました。今日の書き込みは3月8日6/6にでもしてください。

今週土・日曜日(一般開放日は日曜日です)に毎年恒例のCGクラブのスプリングミーティングが豊島園で開催されます。
http://www.nigensha.co.jp/cgclub/event.html  毎年、当クラブもCCV誌の石川編集長のご好意でHUMMERを展示させて頂いております。今年は、女房の事故とか色々あって本来なら未だ展示していないオーナーに協力していただきたかったのですが、連絡をとる時間が無かったので、今回で3度目ですが当方のHUMMERを展示することにしました。同じような車を好きな方々が色々な分野の車を展示していますので、時間のある方はぜひいらして下さい。(豊島園の入場料は必要です)
PS ガレージ屋内のブースにスーパーカーを展示していますので、日曜日は当方もHUMMERの近傍、または松原さんの所(PSガレージブース)に居ますので声を掛けてください。

 

 2004年2月